2014年6月29日日曜日

頻繁に通いたいお店

趣味について聞かれると困る。それで、ついつい料理と食事と答える。これは正直な答え。なんだけど、話題の広がりに乏しいからあまり気の利いた答えじゃないと感じてる。

それでもいいのかも。実際に料理も食事も好きだから。アメリカに行く上で残念なのは、食事のクオリティが明らかに下がること。QOLの向上を目指すとするならば、非常に大きな劣化要素。

いささか気が早い話だけど、日本のおいしい食事、それも、お気に入りのお店を偲んで少しつづろう。とりあえず、リーズナブルなところを。あぁ、食べたい。

  • 麻布食堂
    西麻布の洋食屋さんで、オムライスが有名。ケチャップ、ホワイトソース、デミグラスから選ぶ。はじめはデミグラスを頼むといいかもしれないが、足繁く通うようになるとケチャップに落ち着くと思う。他にも、かにクリームコロッケとハヤシライスという絶品料理がメニューに名をはせ、注文どころかお店に向かうまでどの料理を注文するか非常に迷う。なお、住宅街にあり場所もちょっと見つけづらいかも。いろいろな意味で悩ましいお店。
  • あげづき
    飯田橋のとんかつ屋さん。信じられないおいしさで、いままでのとんかつ経験を全否定するほど圧倒的にうまい。衣と揚げる具材の相性を知り尽くしている印象で、ささみの揚げ物は驚くほど軽く、それでいて旨味を凝縮している。ロース嫌いの自分も、ここの特上ロースには惚れてしまった。ヒレの肉汁、エビフライの食感と甘味…思い出して垂涎。
  • やまね
    広尾の和食屋さん。驚くほど人が少なくて、いつ閉店してしまうのかとハラハラさせられる。帰国する2年後、まっさきに状況を確認したいお店。さはさりながら、料理と値段のバランスはよい。魚の鮮度もよく、調理の仕方も丁寧。アジフライはサクッとた歯触りで、ふわっと鰺の身が口に転がり込んでくる。かと思うと鰺の香りと甘味が広がって来、何枚でも食べられてしまう。〆のお茶漬け遊びは土鍋で炊いたふんわりと甘いご飯に、16種類くらいのおかず(漬け、塩から、ふりかけなどなど)が楽しめる。まずは白米だけ、その後おかずと、最後に出汁をかけて。おばちゃんがきさくにメニューを取りに来てくれる辺りもナイス。
  • 塩野
    就職した金融機関の近くにある和菓子屋さん。豆大福は自分の好みの味で、餅に包まれているこしあんは上品。香りが口の中に広がるのと同じペースで緩やかに甘味が下に伝わってくる。生菓子も、最中も自分の知りうる和菓子屋さんの中では最も好みに合ってる。書いていて大福をほおばりたくなったけど、夏場だと販売してないんだよなー、残念。

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