2014年6月29日日曜日

頻繁に通いたいお店

趣味について聞かれると困る。それで、ついつい料理と食事と答える。これは正直な答え。なんだけど、話題の広がりに乏しいからあまり気の利いた答えじゃないと感じてる。

それでもいいのかも。実際に料理も食事も好きだから。アメリカに行く上で残念なのは、食事のクオリティが明らかに下がること。QOLの向上を目指すとするならば、非常に大きな劣化要素。

いささか気が早い話だけど、日本のおいしい食事、それも、お気に入りのお店を偲んで少しつづろう。とりあえず、リーズナブルなところを。あぁ、食べたい。

  • 麻布食堂
    西麻布の洋食屋さんで、オムライスが有名。ケチャップ、ホワイトソース、デミグラスから選ぶ。はじめはデミグラスを頼むといいかもしれないが、足繁く通うようになるとケチャップに落ち着くと思う。他にも、かにクリームコロッケとハヤシライスという絶品料理がメニューに名をはせ、注文どころかお店に向かうまでどの料理を注文するか非常に迷う。なお、住宅街にあり場所もちょっと見つけづらいかも。いろいろな意味で悩ましいお店。
  • あげづき
    飯田橋のとんかつ屋さん。信じられないおいしさで、いままでのとんかつ経験を全否定するほど圧倒的にうまい。衣と揚げる具材の相性を知り尽くしている印象で、ささみの揚げ物は驚くほど軽く、それでいて旨味を凝縮している。ロース嫌いの自分も、ここの特上ロースには惚れてしまった。ヒレの肉汁、エビフライの食感と甘味…思い出して垂涎。
  • やまね
    広尾の和食屋さん。驚くほど人が少なくて、いつ閉店してしまうのかとハラハラさせられる。帰国する2年後、まっさきに状況を確認したいお店。さはさりながら、料理と値段のバランスはよい。魚の鮮度もよく、調理の仕方も丁寧。アジフライはサクッとた歯触りで、ふわっと鰺の身が口に転がり込んでくる。かと思うと鰺の香りと甘味が広がって来、何枚でも食べられてしまう。〆のお茶漬け遊びは土鍋で炊いたふんわりと甘いご飯に、16種類くらいのおかず(漬け、塩から、ふりかけなどなど)が楽しめる。まずは白米だけ、その後おかずと、最後に出汁をかけて。おばちゃんがきさくにメニューを取りに来てくれる辺りもナイス。
  • 塩野
    就職した金融機関の近くにある和菓子屋さん。豆大福は自分の好みの味で、餅に包まれているこしあんは上品。香りが口の中に広がるのと同じペースで緩やかに甘味が下に伝わってくる。生菓子も、最中も自分の知りうる和菓子屋さんの中では最も好みに合ってる。書いていて大福をほおばりたくなったけど、夏場だと販売してないんだよなー、残念。

2014年6月28日土曜日

フルブライトのエッセイ

去年の今ごろフルブライトのエッセイに向き合っていた気がする。カウンセラーもいなかったので、ひとまずネットで通過者の情報収集して、やるべきことを把握したなー。

アプリケーション準備で特に注意したのは、エッセイと推薦状の内容に重複なく必要十分な要素を盛り込むこと。そうした要素をウェブ上で確認しながら、記載すべきストーリーやアイデアを吸い出しながら、最終的な内容を日本語で固めていった。

なお、自分の時のフルブライトのエッセイは留学目的に関するものが一本、研究内容に関するものが一本、その他自由記載のものか一本で計3本だったから、今振り返ってもすごくオーソドックスな内容だったなと思う。その意味で、あまり工夫はいらないのかもしれない。

ただし、フルブライトならではの抑えるべきポイントを認識しながら、研究内容を具体的に書く必要があると思われる。とくに、研究の具体性。面接した感触や他の合格者との会話を通じて、どれほど自分が研究を実現したいのか、という情熱が重視されているように感じた。
  • 留学目的に関するエッセイに記載すべき要素
    ここは非常にベーシック。その後の大学院のエッセイでも基本的に聞かれるから、ここで構造をきちんと叩いて作っておくと後々楽。Why America?をWhy our school?にすれば良いくらいのもん。
    • なぜ留学するのか
      一般的な書き方で、Gapを埋める為ってのが手っ取り早い感じがする。例えば、「活動領域で課題を発見して、その課題解決のためにはA、B、Cという力が必要。だが、これまでのキャリアで培ったのはAの一部とBでまだ力が不足している。翻ると留学は、A、B、Cの力が身につくほか、D、Eというリソースまで得ることができ、最も有効な解決策だ。」とか。結論から端的に書いてまとめるような、トップダウンの書き方でもいいだろうし。
    • なぜアメリカなのか
      ここはフルブライトで必須。アメリカ政府がお金出している以上、アメリカでなければならない理由は必要不可欠。アメリカに依存する理由はたくさんあると思う。研究領域における発展性(第一人者の存在、市場規模、研究設備の充実、研究対象の充実など)に言及するなり、アメリカで研究することが妥当かつ最善と説得する材料を盛り込む。
  • 研究内容
    留学する目的を補強する上で非常に重要。留学目的に合致した研究内容が当然求められるし、具体性が欲しい。研究に情熱を持っていることを示すのであれば、できるだけ具体的に書くべき。下記の章立てにする必要は無いと思うが、それぞれの要素は必要と思われ、端的に記載すべき。
    • 研究の背景
      • 研究全体について理解するために必要な前提知識を共有する
      • 個人的な研究の動機についても言及する
    • 研究目的/研究で答えるべき質問
      • テーマに関する先行研究に触れる
      • それら先行研究の限界・弱点を指摘する
    • 研究手段(研究方法)
      • 先行研究と異なる、または、限界や弱点を克服する研究手法を提示する
      • 具体的な研究手順、内容について記載する
    • 予想される結果
      • 研究結果の仮説を示す
    • 研究の意義
      • 少なくとも日米社会に対する、合理的に想像しうるインパクトを描く
      • 意義により社会がどのように変化するか示す
    • 参考文献
      • 研究内容に関する書籍や論文
  • 自由記述
    ここは日本語だったが、本当に文字通り自由に記載してよさそう。自分の場合は、なぜフルブライトなのか、という要素が上記2つのエッセイには記載できていなかったので、理由について記述。
いずれの3つのエッセイも、自分はなるべくパーソナルストーリーを入れるようにして、本当に思い入れがあることを伝えられるよう配慮した。ただ、今読み返してみるととても拙いが苦笑

それでも、書類を通してもらうことはできたし、面接当日も選考官の方々は事前に読んでくれていたから、その点、しっかりと見ていただいているんだなぁと思う(本当にありがたい)。

なので、安心して想いの丈をぶつけるつもりで情熱をぶつけてエッセイを書けたらいいんだろうなと。

2014年6月27日金曜日

留学以外の大事な準備

大学時代のバイトの先輩達との飲み。
あの頃を思い出し初心に立ち返れる。

はてさて。

この間、ついに子供の性別が男の子と
わかった。二転三転してからの確定で
やっとわかったことに対する嬉しさを噛み締めつつ男の子が生まれることに安堵を感じてる。

そんな中、ベビー用品を確認中で特に
ベビーカーの選定に勤しんでいる。

ベビーカー選びで注意しておかないと
いけないのは、
  • 妊娠週数にもよるが、妊婦さんは想像以上に疲れやすくて下見に時間がかかること
  • 人気のあるベビーカーによっては、購入してから手元に届くまでに1,2ヶ月くらいかかること
  • 見れば見るほど、どれでもよくなってくること笑
リサーチ前にきちんと下記項目の中で
特に重要なものを整理してみたものの
いざ見てみると簡単には絞れない。
  1. 機能・スペック
    1. 大きさ
      1. 重量
      2. 高さ
    2. 操作性
      1. 折りたたみ機能
      2. ハンドルの高さ調整機能
      3. シートの付け替え機能
        1. トラベルシステムの有無
        2. 付け替えの容易さ
    3. 快適性
      1. シート調整(リクライニング)機能
      2. シート容積
    4. 安定性
      1. サスペンション機能
      2. タイヤの大きさ
      3. タイヤ素材
    5. その他
      1. シート高
  2. デザイン
    1. 形状
    2. 使用素材
  3. 価格
    1. 本体価格
    2. トラベルシステム価格
      1. トラベルシステム本体
      2. 付属品
    3. その他付属品価格
東京に住んでいるなら代官山はかなり
ベビーカー選びに適していると思う。

新宿とか銀座を見て回るよりも種類は
豊富な印象で、店員さんの商品知識も
高い。説明も丁寧で善し悪しがわかる。

個人的に気に入ったベビーカーは次の
海外のストローラー。探しているのが
トラベルシステムやコットに対応した
商品のため、そこに限定してます。

  • Doona
    これはストローラーとチャイルドシートが一体で、折りたたむだけで車に備え付けることが可能。とても画期的。というのは、普通、トラベルシステムは折りたたみ時に取り外さなきゃいけないため、バスや車、電車の乗降時に工数がかさみどうしても時間がかかる。価格もリーズナブルでよい。
  • Joolz Day
    ドイツのストローラーで、操作性、安定性が良かった。トラベルシステムは別売でマキシコシのものを利用する必要があるものの、コット付属なので子供を寝かしつけたままストローラーから取り外し可能。座席位置も高い他、グリップ部分の皮も手に馴染んでよい。折りたたみ時にやや大きい他、幅と重力がそこそこある点は生活スタイルによっては難点となりそう。
  • bugaboo
    セレブ御用達とかなんとかで、操作性、安定性十分のストローラーハンドルの向きを変更できるのが楽だし、コット付きで通常シートとの付け替えがとくに楽。シートも広くて快適性も高い印象。難点は折りたたみで、シートを取り外さなくちゃいけない上、場所を取ること。都心での利用はなかなか難しそうだったなと。
いまのところ、Joolz Dayが有力ながら、
価格はネック。上に挙げたやつはどれも
高い。

子育てにはお金かかる、生まれる前から。
生まれた環境で生育環境が左右されると
親としても実感。

こうした状況を変えたいなと思います。

2014年6月25日水曜日

渡米時期が絞れてきた

渡米する具体的な時期が固まってきた。
運良く、Gateway Orientationに参加が
できると言うことで、GO前に渡米するか
悩んでいた。

奥さんの体調を考慮して早めに渡米を
できないか調整を進めてみたものの、
どうにも難しそう。

というのも、奥さんにどうしても無保険の
期間が生まれてしまうため。

通常、留学に際して想定される保険は、
  1. 日本に支社や本社を置く企業の提供する海外留学用保険
  2. 米国の民間保険会社が提供する健康保険
  3. 大学が提供する健康保険
が実際的な選択肢となる。

保険を必要としているのは、万一の時、
病院に行って門前払いされない状況と
高額の医療費を払う状況を避けるため。

その点では、2.か3.が最も優れてると
調べてて思う。なにより処理が楽そう。

1.についてはそもそも既往症をカバー
してくれないからぼくらには論外。

しかしながら、2.と3.とも保険の効力が
発生する日が問題になる。

3.は大学のオリエンテーション開始日、
かつ、なんだかんだ非常に高い。まぁ
Annual Deductibleとか既往症の条件も
ないから民間と比べるとやや割安か。

2.は米国に住所がないとは入れず、
渡米してから申込み、審査、加入という
流れになるため、最速でも渡米月の
翌月になり、空白期間が生まれちゃう。

なんとも難しい状況にいるなぁと熟々
思うなー。

まぁ調べたおかげで向こうの保険制度、
少しは詳しくなれたなと。大学の高額な
保険、フル活用できるようにしたい。

2014年6月22日日曜日

充実した週末

たくさんの情報を見つけては読んで読んでは説明してみてを繰り返し、一体どの程度を長期的に記憶してるのか気になる。理解の程度を含めてもそう。やっぱり全体の構造を理解してから、個別の情報が全体のどこに位置するのか、どのような機能を持っているのか理解してないと、ボトムアップでたんに縦積みするだけだと忘れてしまうし説明ができない。トップダウンに情報を収集して整理する方法と組合わせながらやると効果的なことが自分のケースでは多いから、意識してやってみる必要があるなと。アメリカの保険制度と商品ついて調べてて気づいた。

さておき、週末から今日まで充実した時間が続いた。人に会うと自分のことをより冷静に振り返ることができるし、見えていないものに気づかされるから楽しい。なにより、気心の知れた仲間と未来について話すことができることほど楽しい時間は無いと思う。もちろん、そうした時間が有意義になるのは、過去に関する話を聞き他山の石とする材料を得ることによってこそでもある。その意味で、週末はとてもバランスが良く取れてたな。YaleのAlumniの成功を目の当たりにして刺激を受けたし、過去の体験を共有していただいて自分が未来のためにとるべき行動についても認識できた。それに、同世代の仲間とはキャリアを含むライフプランについて話すことができて自分の意欲を再認識できた。また、仲間の想いや死ぬほどのがんばりを聞いて、助けたり応援したりできるようになるという決意をより固くすることができた。友人や諸先輩に恵まれて、本当に幸運だと思う。

これからも、本当に数多くの人と会って、見識を深めたい。人と会うことを恐れず、バカにされることを恐れず、挑戦していきたい。留学中にやる10にことについて、すこし具体化してきた気がする(在学中に●●人と会う、とかっていうレベルで)。

ホント、最近とても楽しい。まぁ山あり谷ありだから、もうじき谷が来るのかも知れないけど、次なる山を目指していけるように、この感覚を覚えておきたい。

2014年6月20日金曜日

子供の貧困と財政破綻に関連する記事をよく目にする

知的なことを書こうと試みるも、
なかなかベースの知識不足が
響いてうまくいかない苦笑

ここ最近の時事ネタで言えば、
子供の貧困と日本の財政問題。

前者は相対的貧困率がOECDの
中で、日本が高水準にあるという
データに関連した話。

後者は日本の財政赤字が大きく
いずれ破綻するだろうって話。

貧困率については、疑義が多い。
相対的貧困という点もそうだけど、
そもそもデータについて、異論が
多いと聞く。

日本の場合、子供の状況につき
十分に把握できていて、データを
収集しやすいとかなんとか。

その点でデータの信憑性は比較的
高いらしい。

しかしながら、よく比較対象として
引き出されるアメリカは、十分に
貧困層のデータを把握し切れてなく
子供の貧困は捻出されるデータより
ずっと大きいはずだ、というのが
研究者の肌感覚らしい。

それを聞くと、発表データを鵜呑みし
「日本の子供の貧困は世界レベルで
見ても深刻だ」という主張に対して
少々早計な印象を持つ。

まぁ、自分の育った環境とか一緒に
勉強した友人の環境を思い返すと、
深刻な貧困があるには違いないが。

今後、このデータについてもう少し
データの背景を把握していきたい。

日本の財政破綻に関する議論は、
正直本質的でないものが多い印象。

結論として、論理上破綻はありえず、
現実問題としてもなさそうだなと。

麻生さんが大昔に、日本の破綻は
あり得ないと言っている話があって、
それに対して先日反論してる記事
読んだけど、本当に残念な内容。

基本的にお金をすることが許される、
日本のような国が破綻はしないから
その機能の無い家計を例に説明を
しても誤謬がおおいにある。

ロゴフが言うように、国の借金返済は
IMFのような財政緊縮を矯正する外部
期間が入ってもうまくはいかない。

歴史的は、戦争かハイパーインフレで
解決してきてるわけだし、プライマリー
バランスを整えるのでは解決しないと
思える。

十分なリサーチが足りないけど一般に
経済停滞と経済破綻をごっちゃにした
議論が目につく印象。

どちらかといえば、インフレ後の処理、
例えば、通貨の信頼回復、インフレの
収束の後のプライマリーバランスの
確保、という流れの議論の方がなんか
おもしろそうだなー。

ネットワークが広がる中で

いろいろと可能性が広がっていく気がする。
たぶん、留学中にいろんな人と会うことで
この感覚は強まってくはず。

その中で、自分が注意すべきは進むべき方向性を
ブラさないことと思う。

留学を決めてからフルブライトのエッセイに
取り組む過程で確信に変わってて、将来への
ロジックだから、よほどのことがない限り、
この構造を変えちゃいけないなと。

というのは、他者の思考の過程がわからない中で、
目に見える現象だけを頼りに判断して再構成するのは
単なる付け焼き刃で、いずれ倒壊するから。

自分をいかに強く保ち、従来の目的に叶う行動を起こせるか
意識したい。

自分の性格上、大変に違いない苦笑

2014年6月19日木曜日

アメリカの学費の高さに関連して

書きたいことがいくつかあるものの、
なかなかまとまらないため下書きが
増えてしまう。消すか書くか、悩む。

優先順位の低い話になる。

先日、アメリカの学費高騰を背景に、
トップスクールに通う女子大学生が
セクシー女優として学費を稼いで
いるという話を知った。

これに先立つ記事を読んでみると、
ポジショントークにせよ学費高騰は
進学、在学から卒業後に至るまで
学生にとっては非常に頭を悩ます
種には違いない。

実際、MBAの授業料と生活費など
全体のお金考えるととんでもない。

経営の観点からすれば大学自体が、
お金のある人・お金を落とす人に来て
もらいたいだろうからなぁ。

寄付金、主に寄付金を集めた基金、
基金の取り崩しから得られる収益は
Harvardでざっと50%近くで、肝心の
授業料はせいぜい20%前後。残りの
30%のうち、8割方は政府補助金。

で、Top Schoolほど寄付金が多くなる
傾向があるから、その意味で寄付金
くれる学生の方がいい。

その観点でも、寄付金枠ということで
学生の受入れ枠をつくるのは、まぁ、
賛否はともあれ合理的。

日本のとある企業が、Hからはじまる
大学に対する寄付金をなくしたところ、
それまで毎年H大学に進学する社員が
がいたにも関わらず、今年はゼロに、
という話を耳にした。

本当だとすれば、大学から企業への
見せしめなんだろうけど。

個人レベルでも10億円を寄付すれば
入学が保証されるみたいだし、まぁ
有名な話だと思われますが。

つい、そういう環境に身を置いていない
自分としては純粋に嫉妬してしまうけど
合理的だなぁと。生まれながらの人脈・
金脈も含めて力ということなんだろうな。

ブログに関係がある点は、どこかしら
企業に属していないとその点で応募時
印象が弱いはず。

無職のまま、完全な空白期間があると
よっぽどのAchievementを過去に実現
してない限り、エッセイ読んでもらう前に
切られちゃうんじゃないかと。

出願に際しては退職理由や退職後の
時間の使い方を聞かれるし、その辺も
戦略的に埋めていく必要があるから、、
将来のキャリアやミッションと整合する
プロボノ活動かなにかがあるといいなと。

NPO支援を担う人を増やしていけたら、
という気持ちもありつつ、ですが。

2014年6月17日火曜日

出発前に荷物整理と予定調整

今日は二つの進捗があって満足感が
高い。

まず、荷物の整理をパソコン上で完了。
捨てるもの、アメリカにもって行くもの、
送るもの(海・空路)、置いていくものに
分別。8割方完了!

もう一つは、フルブライトのオリエンが
決まった。二転三転した後の確定には
思わず喜んでしまった。

フルブライトは留学前に2種類の研修を
用意していくれている。

一つはPreacademic Orientationという
2,3週間程度の語学を中心とする研修。

もう一つはGateway Orientationという
5日間程度の米国留学上の注意点に
関する内容を中心とした研修。

で、PreacademicについてはTOEFLの
点数や面接時の英語力などを基準に
参加者を選別している。

自分の場合は、補欠から繰り上がりと
いうこともあって、調整できずご招待は
いただけず、という状況だったのだが
Gatewayは心待ちにしていた。

ここが二転三転してた。初めは、参加
できるはずだったものの予算の都合で
白紙に。その後、というか今日、一転、
参加できることに。

ということで、運良く参加資格を頂けた。
英語力が不足してるから不安はあるし、
ひとまずGateway目指してがんばろ。

ただ、妻を帯同していくのは難しいから
いろいろと調整が必要になって、まだ、
本当に参加できるかわからない。

ともかく、Aetnaの保険に加入できるよう
担当者とやりとり継続しなくちゃ。

2014年6月16日月曜日

アメリカの保険探し

ふー、大変。

フルブライトなら、国務省の提供する
保険に入れてもらえて本人はカバー
してもらえる。

ただ、家族についてはカバー外で、
これをサポートする必要がある。

通常は、大学の提供している保険の
家族プランに入れば解消されるけど、
注意が必要。

大学の医療保険の適用日は厳格に
決まってて、渡米日程がその前だと
空白の期間が生まれてしまう。

まぁよほどのことが無い限りあまり
気にしなくても良いのかも知れないが
うちの場合奥さんが妊娠してるので、
空白期間を埋める保険に加入する
必要がある。

もうそれが大変。
こんなにも難儀するとは思わなかった。
保険の申込みに、締切りという概念が
あるとは想像してなかった。

日米で、医療保険制度がこんなにも
違うのかーと。

奥さんの加入保険、危機だなー。
下手したら渡米時期ずらして、とかも
検討しなくちゃだ。

良い勉強になるわ。

参考リンク
営業的要素や古い情報もあるので、
内容は吟味を!


2014年6月15日日曜日

明日を楽しみに生活する

ふと気づいた。

最近、朝起きるのが楽しみなことが
増えてきてる。

その状態で早起きし一日を始めると
効率も良いし、行動も伴う。

行動が伴うと満足度も増すし、次に
進むモチベーションも維持しやすい。

ということで、明日楽しみにすることを
今後意識していこうかなと。

そうすれば起きられるし、やるべきを
やり、やらざるべきをやらず、という
基本的なことを実践しやすいなーと。

試してみよう。

2014年6月14日土曜日

アパート探し・契約完了

ずーっと探していた束の間の住処が
ようやく決まった。しかも、想像より
いいものを、良い値段で。

アメリカの住宅探しは、Google検索で
引っかかる下記のようなサイトで実施。

たぶん、60件以上問い合わせをして
4件くらいが返信あり、という状況。

Craigslistはレス率が極めて悪いので、
Apartmentguideのようなところを通じて
Agentを一人でも見つけられると早い。

契約を結ぶ前には次のようなサイトを
参考にして状況を確認。
内見できないので現状確認を入居後に、
とか交渉してみるも不可…。ということで
Agentの力強い言葉を信じてえいや、と
契約(個人的に相性良かった)。

ほんと、長かったなー。2ヶ月半くらいか。

なお、New Havenに関して言うと、治安が
よくないので家探しは要注意。

Downtownの一部とEast Rockは相対的に
治安はまだいいみたい。

ソースとして参考になったのは
あたり。

なお、Yale大学の寮の戸数は限定的だし、
家族向けは更に少ない。まさかのクジ。

ということで、合格後速やかにポータルの
学生住宅リストとか、Facebookのグループ
ページを参考にしながら家探しを始めると
いいかと。

2014年6月13日金曜日

フルブライトオリエンテーション

2014年度フルブライターとの顔合わせと
レセプション@大使館が開催された本日。

すばらしい刺激を受けた。自国滞在義務、
この対価を払う価値があったと思う。

また明日以降、認めることにするとしよう。
もっとがんばらなきゃなーと思います。

それにしても、リアルタイムでこのBlogを
時折読んでた同期のフルブライターがいて
特定されたのには驚いた苦笑

今後、知的なことでも書いてこうかなーと。

2014年6月11日水曜日

iTunesUを使って講義準備

今日はちゃんと5時起き。よいよい。

すこしずつ英語の準備が進んでる。
ただ、Interview前の英会話水準を
下回っているから気を引き締める。

時間をかけて力をつけたのになぁ。
これは本当に無駄。

はてさて、今日はiTunesU主体。

iTunesUには興味深いコンテンツが
たくさんあって、授業準備としては
とても役立つ。

徐々に頭から離れつつあるFinance、
Accountingの講義を聞くこともでき、
他方で、関心のある農業の講義も
聞くことができる。おもしろいー。

シャドーイングやメモをとりながら
出発日まで細々とでも練習すれば
渡米時期は遅くても講義に面食らう、
なんてことも減るだろうなと。

あとは、日常会話のスピードに慣れ、
英語での思考スピードを高めるため
練習とシミュレーションをすればいい。

明日はフルブライト関連のイベントで
丸一日外出なので、明後日以降は、
単語を本格的に再記憶する。これは
いま読んでいるMake it Stickの中の
記憶方法を参考にする。楽しみ。

がんばろー。

2014年6月10日火曜日

留学に向けて英語対策を少しずつ

ようやく準備にやる気が出て来た感じ。
iTunes Uやら読書やらを通じた準備を
少しずつ始めてる。

最近読んでいる本は三冊。

一冊はMake it Stick。留学に先んじて
勉強方法を学ぶために取組中。

ざっくりと言えば、科学的に効率的な
勉強の仕方に関する指南書。例えば、
長期記憶に知識を定着させるために
重要なステップについて書いているし、
他にも具体的な単語の覚え方などにも
言及している。

自己認識を正しく持つことが、仕事や
勉強を伸ばすことに大いに役立つと。
無知の知ってことなんだけど、この
認識を冷静に持つことで、予想される
仕事や勉強の完遂時間をより正確に
見積もることが出来るようになる。

もう一冊は、高校生の時に読んでいた
Bertrand Russell のOn Culture And 
Politicsに認められているEastern and
Western Ideals of Happiness。

東洋、とくに中国と西洋による思想の
違いをベースを出発点として、二者の
幸福について論じたもの。

最後の一冊は買ってからずいぶんと
時間が経ったGetting What You Came
for

大学院留学準備から留学直前、そして
留学後の振る舞いについて子細に記載。
非常に役に立っている。

明日以降、ダウンロードしたiTunes Uを
解消していこうっと。楽しみ。

(メモ)
起業している友人の一人とのランチはとても有意義、学びとモチベーションの観点から。リスク選好度は人によりけりながらも、過小評価、または過大評しているのか把握できるようになりたいなー。
鍵は、リスクを冒す先。金銭、キャリア、人などを想定して、どの程度、自分なら各要素を背負うのかを考えることにあるように感じる。また、失敗することが成功に繋がるんだろうと実感、図太さを身につける必要性を強く感じた。


2014年6月7日土曜日

MBA面接終了後にやるべきこと

留学準備で勉強以外にやらなくちゃ
いけないことは、意外と多い。

やらなくちゃいけないのは
  1. 家探し
  2. ビザの申請
  3. 予防接種
  4. 家族の保険探し
私費の場合はこれに転職活動。
転職活動は非常に早く始まる。

国内企業への転職が選択肢なら
もう既に始まっていて、説明会が
多く開かれてるから、今の時期は
とても重要だと思う。

で、上記1~4と転職活動もろもろ、
ひとつひとつやっていくと、時間が
かかる。

予防接種は、母子手帳がないと
数ヶ月間かけて病院に通うことに。

保険診療外の大変高いお注射を
ありがたく打っていただくことになる。

予防接種については旅行外来とか
トラベルクリニックでやってもらう。

私は日比谷クリニック、というとこで
対応してもらっていて、卒業生から
紹介してもらった。

行く度に、予約の有無にかかわらず
多くの人が来てて、有名なのかも。

家族の保険については、予算次第。
加えて奥さんの状況にもよる。

奥さんが妊娠してなければ、所謂、
海外旅行保険に加入すれば良い。
有名どころだと、ニッセイとかAIU。


予算が有るなら大学の健康保険に
一緒に加入すれば良い。

週数にもよりけりながら、妊娠期間、
海外旅行保険に加入できないから
現地の医療保険に入るとかなんとか。

いまのところ、この保険、ちゃんと
見つかってないので苦労中。

家探しは苦労づくし。
(これは別途記載しよう)

VISAについては他にも記載したし、
自分は特殊な経路になる。なにより、
まだちゃんと取得できてないからね。

教育の目的に関する思考の整理(まだ浅い)

最近友人と、そもそも教育とはなにかって話すことが多い。そこで再考した。

というのも、これまでも、これからも、きっと教育を通じて課題を解決したいと思っていて、その課題というのは、国内の機会格差。だが、いま、この格差を是正することが本質的な現象面での課題なのか、自信を持てなくなっている。

ひとつは、以前書いたことと連動する。教育では、格差をなくすことはできない、という考えだ。なぜなら、格差とは相対的なものだから。

以前ブログに書いた主張を要約すると次のようになる。

教育には格差を是正する力があるけど、教育格差を是正することが必ずしも世の中の課題解決に繋がらないんじゃないかって話。なぜならそれは、相対性の問題に帰着するから。ひとりの子どもの学歴が良くなれば、他の子の学歴が悪くなる、というような、大げさだけどゼロサムゲームになるなと。これは学歴、という範疇において。まぁ生涯年収も、学歴に起因して、格差は必ず生まれる(高学歴→高収入企業への就職)。

もちろん、厳密にはゼロサムゲーム、ということはない。市場における経済成長が見られる、とか、高学歴と見なされる大学・大学院の受入れ人数が増える一方で、受験者数は横ばいまたは減少とか、となれば話は別。

他の要素もある。高卒で就職していた人口が大学進学して大卒で就職する、となれば生涯賃金は増加する。が、学歴インフレも起きるだろうし、高学歴の中でもどの大学に行くか、どの会社に就職するかという点で競争が生まれる以上、教育を通じて小さい頃の状況や機会の格差を是正するようであっても、結果的な格差そのものはなくならない。もちろん、格差を縮めることはできるけど。なので、いまは、格差是正って本質的な課題解決にならない気がする。

課題って、格差そのものに人が苦しんでいることではないように感じてる。うまく表現できないが、顕在する諸問題の多くが格差から発生しているからそれを無くしましょうってことなんだろうけど、本質的な問題は格差にはないんじゃないかと。

話が脱線した。

それで、教育の目的ってなにって話。

そもそも教育は、国が富むために必要な人材を開発する最適なツールとして活用されてきた。それが、個別化してきている現代社会において、もはや馴染まなくなってきているように感じる。

根本的な質問として、なぜ、国家に適した人材を今後も育成する必要があるのかという、アイデンティティが欠如しているが故の質問もでてきそう。うーん、少し考えてみたけど、国家という概念って本当に難しいんだなぁ。

まぁいい。どの立場から教育を語るかによって目的が大いに異なるから。自分にとっては富む・富まないにかかわらず、個々人が幸せに生きることができるか、他人を幸せにできるかどうかに尽きる。これは前に書いたことの繰り返しになるけど

  • 自分と他人が幸せになるための条件を知っている
    • 自己理解
    • 他者理解
  • 幸せになる条件を満たすための道筋を描ける
    • ミッション
    • ビジョン
    • アクションプラン
  • 描いた道筋を歩んでいくことのできる総合的な能力がある
    • 自分を動かす力
      • 精神力
      • 体力
      • 知力
    • 他者を動かす力
ってことだと。

それぞれの項目は非常に分岐する複雑な内容ではあれど、自分が受けてきた教育の多くは1点目・2点目について語ることはなくて、3点目から入る。それも、道筋が描けていないまま、なぜやるかどうかもわからず勉強なり、運動なり、音楽なりをする。

お金を稼ぐことや権力を手にすることが人生の目的にならない人には、そうしたものを想定している教育にはなかなか馴染まない(その意味で、多様性を掲げて実行に移すことのできる教員はすばらしいなと)。

自己満足のコメントになる。

いままで教育格差を改善することのすばらしさを感じてきたし、それは今も変わらない。だが、なぜそうした行為について自分が共感をするかは、自身の体験談以外に理解できてなかった。

いま、こうして整理していて理解した。格差に苦しむ立場にある中ですばらしい先生に会うことで、上記の要素を満たす可能性が高いと感じているからだろうな。具体的関連性が見えないけど笑、頭の中で繋がったから書かずにそれで良しとしよう。まさしく自己満足だな笑

料理に関する頭の整理

小さい頃から家事をやっていることもあって、様々な家のことをやることに抵抗はない。

それどころか、料理と洗濯物干しについては好きで、特に料理は趣味の一つ。

その料理の質というか、味と見た目に少しずつ限界を感じて来た。自分がどこに行き詰まっているのか理解するために、料理に対する理解を整理してみようと思う。

料理の味を決めるのは、食べる人の味覚の発達の程度と、料理全体。料理を構成するものとして今回定義したいのは、見た目、香り、味。食べる人の味覚の発達は味蕾の数に依存するし、料理人が左右できる因子じゃないから無視する。

見た目は料理に使用する素材の外見(色と切り方)、素材の配置、素材を載せる器とで決まる。

香りの強弱は素材の温度、素材そのものの香りの強さ、使う素材の量で決まる。香りは、個別の素材の香り、使う素材の組み合わせ、素材を使うタイミングによって料理の特徴となる香りが決まる、と推測。

味は、旨味、甘味、塩味、辛味、苦味の五つが基本味。基本的には、使う材料(肉・野菜)が基本味の構成量を決めると思っていて、材料の質がここを決める。まぁ質って言い方が曖昧だから自分でも明確にわかっていないわけだけど。とりあえず、基本味のバランスが取れていて、それを維持しながら総量が高まる、というのがおいしい味なのかなと。特徴の無い味にもなり得るから、このバランスが、定性的でアレどう定義されるのか、気になるところ。極論、旨味が突出してたらおいしくなるんだろうか。

まぁいい。

それで、料理上手、というかおいしい料理を作れるようになるには、材料の目利き→調理→盛りつけのフローがあるわけで、そのうちの初めの部分がこの味の大凡を決めることになるんだろうなと。

ただし、材料の他に調理に際して利用する調味料の使い方、材料の調理法によって味が大きく変わるから、現在の自分にできることは調味料の使い方と調理法の改善ということになる。なお、この目利きに関する力は十人並みだし、良い食材を買うことができるほどの立場でもないからまだいいや、と。

調味料については、基本味を引きだたせる力がある。例えば、オイスターソースなら旨味、甘味、塩味が増える、とか。うまく使えるようになるには、主要な調味料の特徴(基本味の構成、香り)を記憶することと、使い方、つまり調理法を覚えることが必要だろーと。

実際、肝心の調理法によって、そのポテンシャルを引き出す・引き出さないが左右されるよなぁ。例えば、豆板醤は、量はもちろん、調理時間の長さによって辛味と苦みが増えてくるし、香りも違う。カレー粉にしてもある程度炒めないと香りが立たないし、炒めすぎたら逆に香りが飛びすぎる。まぁ香りそのものが熱で飛散する分子を鼻が吸着してるわけだから、そりゃ温めないと香りでないし、温め続けたら無くなるのは当然なんだけど。

ふー、なんか書いてて疲れたから一旦ここでやめよう。また暇をもてあましたときに、調理法について、基本味の構成と香りに影響する火の加え方や材料の切り方・下ごしらえ(食感は味影響するのかな?)あたりを整理しておきたい。

なんとなく、この整理だけではうまくならないけど、調理法を整理していったらすごく上達する気がする。重要な項目からやるべきだということを再認識。まだ甘いなぁ。

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